エアシリンダーのメリット・デメリット

メリット

・仕組みが簡単で速度調整などの操作が分かりやすい

・電気的な設定が簡単にできる

・部品の単価が安い

デメリット

・コンプレッサーの置き場所や、エアチューブの配管もあり装置全体のスペースを圧迫する

・コンプレッサを使用するため、ランニングコストが非常に重い

・高速駆動時に停止した際、衝撃がある

・速度操作が簡単なメリットがある反面で微調整が非常に難しい

・レスポンスの遅延や動作自体が不安定

・修理・修繕の手間や費用が高額になる場合がある

電動シリンダのメリット・デメリット

メリット

・エアシリンダに対して取付スペースの省スペース化やランニングコストの低減を図れる

・良好なレスポンスで、タクトタイムの向上が図れる

・中間停止や加速・減速の設定を自由に行える

・高速で駆動しても停止時の衝撃がなく製品を傷つけることがない

・メンテナンス性が非常によく誰でも簡単に部品交換ができる

デメリット

・電気で駆動するため必要な電源容量が大きくなる

・エアシリンダに比べると推力(パワー)が弱くなるため、パワーが必要な場所には不向き

・設定するためにティーチングボックス(コントローラー)やパソコンが必要になる

・電源線の接触によってはエラーが出る場合がある